人目に付きやすい京都エリアの看板

京都は、言わずと知れた日本を代表する観光地です。国内だけでなく、あらゆる海外の方たちが日本を訪れると、京都に立ち寄っていかれます。794年に日本の首都となった京都は多くの神社や寺院、その他歴史的建造物が多くあります。ですから、京都の建物や看板には、眺望景観保全地域として地域による規制がかかっています。地域の特色に合わせ看板も、店舗や企業のカラーではなく、その特色を活かしつつも少し落ち着いた配色にして京都という街の景観に合うようにされていることが非常に多いです。具体的には、派手な赤を前面に出すことを抑え、少な目に使用し、白や黒などの落ち着いた色を背景にして、赤や黄色などの色を控え目につけるような配色がなされていることが多いです。またロゴに特徴のある企業は白地に黒のロゴで看板の特徴を出しています。

京都エリアの看板は落ち着いた配色

京都の景観条例のため派手な看板を掲げることが禁止されているわけですから、京都以外の地域では派手で目に付きやすい看板でも、京都では落ち着いたオリジナルの看板を見る機会を得ることができます。その看板も、なんか違うなと思う程度の小さな違いから、京都らしいと思うような配色にがらりと変えたものまで様々です。また同じ京都市内でも、近隣の建物に合わせた看板を掲げているところもあります。ただ有名店の看板で多くみられる特徴として、白地の配色に、元のロゴを入れてあることが多いように思います。また明るい派手な赤色を背景に配色することは禁止されているようで、明るさを落とした茶色に近い色、黒地や白地の背景などに変更されています。他地域から来た方が気付かない程度の変化であることもありますが、まったく印象が違うため、そのお店の看板だと気づかない場合もあるそうです。

京都エリアの看板は多くの制約がある

京都市の看板に限りませんが、当然建物、看板には許可が必要になります。その中でも屋外広告物禁止区域という場所が存在しますので、確認が必要となります。また配色だけでなく、点灯式や照明、可動式照明などの取り付けの禁止や看板の面積、形態などにも基準が存在します。ですから人の目に触れる看板ですが、品が良く、街並みに合う、京都から見ることができる山々を区切らない物という制約のなかで、看板としてインパクトがあり必要な情報があり、目に留まるようなデザインを求められるというものとなります。看板はどの地域でも色々な制約がありますが、配色の指定をされている地域はあまり多くないと思います。ですから京都の看板は京都市外の人たちにとっては、寺院や歴史的建造物を見ることとは別の視点で、面白い観光になっていると思います。